Kuchibue ga Kikoeru

Yu Yu Hakusho

くちぶえがきこえるきのうよりもとおくで
とぎれとぎれのかけらをあつめ
みぎてににぎりしめそっとめをとじる

ないふのようにつきがふりだす
ちへいせんもいてつくよるさ
ひざをだいてそんなこうやにいまひとり
かぜのうたにみみをさました 'る

ねむれないよるをしらないやつは
つよくはなれないそれがるうるさ

くちぶえがきこえるほしぞらよりとおくで
それはだれかのいのりのことば
みぎてににぎりしめそっとめをとじる

こどくよりももっとさびしいものは
そのこどくにきずかないこと
どんなひえたよるのだいちもそのしたに
あたたかさをかくしているのさ

かごにとらわれたとりでいるより
なまえもしらないいしころになれ

くちぶえがきこえるきのうよりもとおくで
とぎれとぎれのかけらをあつめ
みぎてににぎりしめそっとめをとじる

くちぶえがきこえるほしぞらよりとおくで
それはだれかのいのりのことば
みぎてににぎりしめそっとめをとじる

みぎてににぎりしめそっとめをとじる
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