金も身分も
ない男は
これも定めと受け入れて
働いて死ぬの身

醜い浮世を
意地で生きるぞ
汗水垂らし身を削り
ありつかん
闘徳も儚き飯

ああ意地張って意地張って咲かせませう
燃ゆる花びら血染め模様
泥水育ちのその花は
意地桜

意地だ意地だぞこらえろ涙
男の価値を分かつのは
いつだって意地だぞ

何に生きるか
何を守るか
答えが出たらやることは分かるだろう
かけ捨ての命ならば

歯を食いしばって食いしばって立ち向かえ
こんな馬鹿げた宿命に
枯れても根付くは
匠なり男草

答えは出たぞやることは
分かるだろう
本物の男ならば

ああ意地張って意地張って咲かせませう
燃ゆる花びら血染め模様
泥水育ちのこの俺は
意地桜

歯を食いしばって食いしばって立ち向かえ
こんな馬鹿げた宿命に
どはでに咲かすさ満開の
意地桜